皆さん、授業の準備で、いろいろな教材を作っていますよね。いろいろな教材の中でどんな教材が1番作るのが難しいと思いますか。私はリスニング教材が一番作るのが難しいです。特に会話のリスニング教材は職場に日本語の教師が1人しかいないと言う状況で非常に作るのが難しいです。それでコンピューターの人工音声や、ボイスチェンジャーで自分の声を変えて話してみるなどいろいろ試してみたけど、やっぱりいまいちなんですよね。と言うわけでダメ元でこんなツイートをしてみました。
お願いの反応は、、
以前も確か似たようなツイートはしたことがあったんですが、その時は全く反応がなかったので、今回も良くて1人か2人の人が反応くださればいいのかなと思っていました。ところがフタを開けてみると非常にたくさんの人が面白そうだと感じてくださったようで、たくさんの方に参加の申し出をしていただきました。そこで当初思っていた例文をお見せして、それの通りに話してもらうという方法やめることにしました。私の考えてなかったような会話のパターンが、たくさん生まれてくるからと思ったからです。
あ、その前にお手伝いをしてくださった方にどんなことを説明したか、こちらに書いておきます。
説明はこんな感じです。
実際にやってみて
やってみたことでいろいろ見えてきたことがありました。さすがに原稿決めないでやるっていうのは無茶な話だなぁとはちょっと思いました。ただ非常にやってる側も面白かったですし、いろんなパタンが生まれたので、その会話をどこで見せるかをというタイミングにさえ気をつければ、全然使えますし、色んな場面で使っていきたいと思っています。
音質に関してですが、当初心配していたほどの音質の悪さっていうのは感じませんでした。それに、よくよく考えてみれば、今現在のオンライン授業をしなければならない状況にある学生が聞く音質と言うのは、今回録音したものと同じです。ということを考えれば、学生もこの音質にならなければいけない可能性が高いんですよね。聞き取れなさそうな部分に関しては私のほうのマイクでもう一回繰り返すと言うことにしました。もっときれいに撮りたい場合は、いくらでもやりようがあります。ただコストをかけないでということであれば、これが限界でしょうね。
他の所でも言ったかもしれませんが、もちろん市販されている教材は素晴らしいものばかりで私たちが作っている物に比べれば質の上では全然かなうものではありません。ただし自分で作れば学習者のターゲットを狭めることができます。ですから、そのことによって充分効果が得られると私は考えます。
目標としてはまずはリスニング教材が欲しい先生同士がマッチングできる、もしくはボランティアをしたい、または他の先生の例文などを知りつつ参加したい先生のマッチングが行える場所を設けることかなと思っています。もう一つはまるごとやいろどりの海外で学ぶ生徒の中等教育版なんてものが作れればうれしいなぁ。
あ、そうそう。その時できた音声ファイルは、ここに置いてあります。どんな感じか聞いてみたいかた、実際に授業で使ってみたい方はこちらのリンクから入ってみてください。
コメント
とてもいい試みだと思いました。リスニング教材は本当に作るのが難しいですが、手軽にみんなで作ることでいろいろなものが集まるんですね。すばらしい!今度初級の方向けの授業でぜひ使いたいです。次回また機会があれば、ぜひ参加します!
ありがとうございます。私もこんなにたくさんの方に興味持ってもらえるとは思いませんでした。いまzoomの使い方など調べながら、次の機会を考えていますので、少々お待ちください(^_^)