翻訳 translation

人それぞれの自問自答

こちらのブログの方、大変ご無沙汰しております。
三日坊主の私をご存知でない方に申し開きをさせてください。
続かなくなってしまったのは、コロナのせいです。なんでもコロナのせいにするなと言われてしまいそうですが、まあ話を聞いてください。

私は以前からブログの記事は外で歩きながら、音声入力で下書きを書いていたのです。とはいえコロナの間もウォーキングを全くしていなかったわけではありません。でも、いつもランニングやウォーキングに使っていたグラウンドが、コロナのせいで使えなくなってしまっていたのです。ぼけっと考え事をし、ぶつぶつ呟きながら歩く人には台湾の道はやさしくありません。命がいくつあっても足りないでしょう。なので、下書きを書くにはグランドのように何か考え事しながら歩いていても安全なところが必要だったのです。

そして今、下書きを歩きながら書いているわけですが、問題はブログの記事を投稿しないということにとどまっていないということに気がついたわけです。このブログを書いていなかった期間、自分はあまり自問自答しなくなった、いや正確にいうと考えることに集中して5分以上の自問自答しなくなっていたのです。
ブログ記事を書くにはパソコンの前に座っていてもいいわけですし、喫茶店でというのでも構わないと思います。ただ自分の場合、いい具合に頭を空っぽにしてぶつぶつ言える状態になるには、ウォーキングしながらというのが一番適していると言うことに気が付きました。なので、実はこのブログの下書き、休み明けの1回目ではなく2回目です。1回目は実は違うテーマで書こうとぶつぶつ言っていたんですが、そのうち関係ないことを思い出したり、それが違うこととつながったり、頭に浮かんだ事と口から発している言葉が食い違ったり討論したりなんてことをしているうちに、忘れていた感覚を思い出しました。そして、そのことについて書こうと思って今ぶつぶつ言っているのが今回です。

どうも自分は風見鶏のような性格で、ある一方見てしまうとそれしか見えなくなってしまうと言う傾向があるのかもしれません。ネガティブなことを書こうとするとそれにとらわれてネガティブな事しか出てこない。それって自分の頭を硬くしてしまい自由にも客観的にもモノを考えられていない状態だと思うんですよね。細かい一部分を考える時にはそれはいいことなのかもしれませんが、今後の方針や自分の在り方など、広い視点でモノを考える時はそんなふうにモノを考えてはいけないと思うんです。

それに対してウォーキングをしながら、ぶつぶつ言いながら物事を考えてると口と頭が分離しているように感じる時があります。前回歩きながら下書きを書いている時も、口では延々とネガティブなことを呟きつつ、頭ではそうなのかなって思ってる部分があったりしました。
頭の中に2人いるなんて言う人もいますが、その二人のいる場所が人によって違うってことなのかもしれません。書いている文章と頭の中の意見が違うことがあるなんて人もいるのかもしれません。本当に頭の中に二人イメージしてナチュラルに討論できる人もいるのかもしれません。でも私は頭の中には1人しかいませんし、頭の中に書いてあることしか文章にできません。頭の中に二人イメージしたとしても、何かぎこちなくどちらもある一人がコントロールしているようにも感じられます。でも私の口は、自分が考えていると思うこととは別に、勝手にものを言う傾向があるのかもしれません。
この下書きの書き方で、この1つ前の原稿では自分がいるネガティブな状況に対し、なんとかしなければいけないと言う言葉で終わるつもりが、実はこの半年の間にいろいろイイモノ見つけてきたじゃないかと言うことを思い出させてくれました。おそらく手書きやタイプで原稿を書いていたら、こうはならなかったと思います。

より自然な自問自答というのはとても大切で、さまざまな新しいアイディアや気づきをもたらしてくれると思うのです。そして実はより自然な自問自答の方法は人それぞれ違うのではないかというのが今回の発見です。人によって書いても頭の中がまとまらないという人は、コーヒーでも飲みながら頭の中でのんびりと、それもうまくいかないという人は私のようにぶつぶつ言いながら自問自答してみるのもいいかもしれません。

みなさん、いかがでしょうか。ぜひご自身なりの自問自答の方法を探してみてはいかがでしょうか。

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振り返り雑感
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