皆さん、こんにちは。ラジオネーム、ジャッキーこと阿部です。このブログをご覧になっている皆さんで知ってらっしゃる方は多いと思いますが、ラジオを始めました。YouTubeやPodcastで毎週火曜日の午後5時に「台湾からこにゃにゃちは」というラジオ番組をリリースしています。内容ですが、台湾での生活で気づいたこと感じたことや、二人が従事している教育等についても相方のブルースたかさんと共におしゃべりすると言うラジオです。さてラジオを始めたきっかけとか趣旨っていうのはラジオの方を聞いていただけると分かるのと思うのでそちらの方お聞きください。
で、今回はいろんなことよくやるなと知り合いに褒め言葉なのか呆れられたのかよくわからない言葉を投げかけられたので、どうしていろんなことに手を出すのかなどについて、ちょっと書いてみたいと思います。
単純に飽きっぽいのと新しい物好き
こう言ってしまうとほんとに身も蓋もないですが、確かにそういうところもあります。自分が見たものに刺激を受けたとか、単純に面白そうなものを見たりとかして、それがお金がそんなにかからないものだったら、なんでもとりあえず挑戦するという傾向ありますね。よくそんなことする時間あるねとあきれられる方もいるかもしれませんが、これはもう趣味の時間ですからね。それから、ラジオの放送1回目で「自分の人生楽しんでないやつが面白い授業なんかできるはずない」
と言う言葉をタカさんが発しましたが、私もこうやって自分の人生を楽しみつ、面白いと感じてもらえる授業ができればって考えてます。
何かを始めたのは、理由があるからだけではない
ラジオを始めた理由というのは第一回の放送でも話しましたが、その訳に至る背景ですね、それにはいくつかのポイントがありました。一つ目は東京ナレッジキャラバン主催で友人である熊谷先生がCreepy Nutsのオールナイトニッポンと言うのを紹介していて、そしてそれを聞き始めたことです。こちらでも紹介されてますけど、おもしろいですよ。これを聞いていたからこそコンビでラジオをしようとも思いついたんだと思います。

そしてアフレコの録音をマイクでしている時、ある学生がぼそっと言った一言。「このマイクでラジオとかやったらおもしろいだろうなぁ」というこの一言が頭のどっかに残ってたんでしょうね。これらのバックグラウンドがあって第一回目に話したラジオを始める理由に繋がるんだと思います。こららの背景がなければ、きっとラジオのような表現方法で何かを始めたいと感じてはいても、ラジオを始めるまでには至らなかったと思います。
とりあえずチャレンジしていると言う姿を生徒に見せておく
それで思うんですけど、先生が行うチャレンジっていうのが生徒たちの何か始める、始めようと思ったときのヒントになりうるかもしれないと言うことです。これが私がいろんなことにチャレンジする一つのモチベーションでもあります。以前はこう考えてなかったんですね。大人がいろんなことやって生徒に見せていたら、生徒が萎縮しちゃうんじゃないかなぁって以前は思ってたんですよ。そんな時に、うちの部門で第二外国語歌唱コンテストを開いてるんですが、その準備段階で同僚と討論になったんです。オープニングで先生によるパフォーマンスを入れるかどうかで。私は反対でした。先生がすごいのを見せてしまって、それによって生徒が萎縮しちゃうのが怖かったんです。結局教師のパフォーマンスを入れると押し通され、とりあえず一回目はやってみて、様子を見てみようと言う話になりました。結果は私が考えていた事はまったくの杞憂でした。もちろん先生方のパフォーマンスは素晴らしいものでした。でも、その後に続いた生徒たちも緊張しつつも楽しんで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたんです。
楽しみながら何かに取り組む背中を見せる
大人がより質の高いパフォーマンスを見せて、それによって生徒たちはすごい、自分たちもできるようになりたいと思うかもしれません。でも、最近思うのは大人たちがそれを楽しんでいるのかというのも、大きなウエイトを占めているのではと感じるようになりました。特に生徒らの身近にいる大人である教師が生徒になにかを見せる場合ですね。いくらすごくても、難しそうだったり、大変そうであれば、生徒たちは見るのはいいけど自分でやるのは、、、と思うのではないでしょうか。やはり大人が楽しんで見せる、そして無理強いしない、そういう態度が必要なのかなと思います。
ビデオでいろんな作品を作る学生も増えましたし、教師が使う教育系ICTサービスをボランティアに利用する生徒たくさんいます。Facerigという画面上に自分のアバターを表示するソフトがあるんですが、最近自分で描いたキャラをそこで動かしたいと言ってLive2Dというソフトにチャレンジする生徒も出てきました。今回ラジオを始めたことを生徒たちに伝いたいと思います。もちろん「ラジオやってみたいな」って言ったいた生徒にもです。そして、いろいろなことにチャレンジし、それを楽しむ生徒がもっと増えたら嬉しいと思っているわけです。
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