今学期、同僚達と一緒に日本語を勉強するクラスと言うのを開きました。参加するのは国語(中国語)、英語、数学などの科目を担当する先生、また事務の先生たちです。ある日一人の先生に個人的に日本語を教えてくれないかと頼まれたのですが、他にも勉強したい人もいるかもしれないし、どうせだったら他の先生にも声をかけてみようと思ったのがこのクラスを開くきっかけです。
交流としての授業
一緒に勉強するといっても、だいたい私が教科書を使って授業しています。とはいえ脱線する率がすごく高く、言語の先生や科目の先生が本当にいろいろな話題を提供してくれるので、とっても楽しいんです。例えば英語の文法だったらどうだとか、中国だったらどう言うみたいなことを。それから授業や教え方に関する話題もよく出てきます。だから日本語の授業しつつ、時々脱線してお互い色々なことをシェアしあっています。
ぎぶ あんど ていく?
メリットはそれだけではありません。インフォメーションギャップや簡単なインタビュー的な事を学生に練習させたいと思った時、もちろん学生同士でするのも良いですが、できれば学生以外の人ともコミニケーションをとる練習してもらいたいと思うことがあります。でも、ここは台湾ですから外に行ってもそんな人はいません。それに残念ながら私の働いている部門には日本語を話せる人がほとんどいませんから、学内でも質問することができませんでした。でも、こうして日本語を勉強してくれる先生が増えてきたので、学生に日本語を勉強している先生に質問させるといったアクティビティーもできますし、学生の作品にコメントを打ってくださいなんて言うこともお願いできます。
先生も学んでいると言うことを見せる意義
前回第二外国語の歌謡コンテストを開いたときに、このクラスに参加している先生にも歌ってもらったんです。この機会を利用して、できないということは決して恥ずかしいことではないということ、学ぶと言う事はとても楽しいこと、先生も生涯学習者として色々なことをにチャレンジしているんだということを学生に見せることができたのはとても大きい意義があることだと思っています。
授業週一回で時々休みますし、リラックスして勉強いこうと言うこのクラス、進度はゆっくりですが勉強したい人がある程度いる限りのんびり続けていきたいと思っています。
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