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正しい答えと説明(語学学習といい加減さについての投稿を見て)

いい加減さという言葉の取り方で色々な意見が出ているようなので、ちょっと整理も含めて書いてみたいと思いました。

「いい加減」という言葉の意味

さてこの「いい加減」という話、何に向けて話していたかというと学生の学習に関するセンスについてだと思うのですが、いい意味でいい加減な学生の方が伸びるという話だったと思います。これは色々な意見があると思うのですが、ある導入説明がわからない時、立ち尽くしてしまわないで、まあこれからわかるチャンスがあるからと前向きに捉えられる学生の方が伸びるという話だったと思います。

立ち止まるのはいけないことなのか

私もそれは実感します。ただ付け加えておきたいは立ち止まってしまうこと自体は悪くないのです。自分の中にある疑問やスッキリしないところに自分で気がつくのはとても大切なことだと思います。ですから学生はそのような時はそこで質問できればいいのだと思います。(1)そこで私が気をつけなければならないことはどこかで立ち尽くしてしまっている学生がいることに気がつかないでケアしないこと、もしくは質問しにくい雰囲気を作っていることだと思います。(2)

正しい答えと正しい説明

私の誤解でなければ、教師は学生の疑問をいい加減なもののまま先に進めてもいいのかという意見を述べている先生もいらっしゃいます。そこで少し整理したいのですが、正しい答えと正しい説明というのは同じかということです。
正しい答えは一つです。(3)ですからそこで教師は間違えた答えを学生に伝えてはいけません。では正しい説明というものに関してはどうでしょう。以前私はある先生から
「文型の理解の仕方は学生が100人いれば100通りある」という話を聞いたことがあります。文法や文型の説明に関してよりベターな説明の方法はあると思いますが、私自身の経験からすると、個々の学生に対する正しい説明というものは異なるのではないかと考えています。(4)

では私はどうしたらいいのか

では、どうしたらいいのでしょうか。私は今のところの結論はインプットを増やし学生に色々な種類の引っかかりを作ってあげるということと、質問しやすい雰囲気を作ってあげるということです。もちろん私の学生のほとんどは台湾人なのである種理解への傾向というものは掴みやすいと思っていますし、できるだけより幅広く深い学生が腑に落ちやすい説明をしていきたいとは思っています。ただそういいつつ、一人ひとりの腑の落ちどころは違うのでそのための心の準備はしておかなければと思います。

この問題に関しては色々なことに連結しているので、この説明だけでは不十分だとは思います。教師としてのテクニックである分かったつもりにさせるとかそのような雰囲気づくり、またはアウトプットによる修正などに関することも述べていないのですが、それらに関してはまた次の機会に譲ろうと思います。

またみなさんのご意見ご感想、反論、アドバイスなどお待ちしています。
ではでは

(1)またその質問が他の学生の疑問や気づきをよびおこすのかもしれません。
(2)わたしが以前していたよくないところは導入からそのままチェッククエスチョンにすぐ入ってしまっていたことで、学生自分自身が考える時間が不十分だったことです。
今度また「まるごと」についてのことと合わせて、書こうと思っています。
(3)この言い方も語弊があると思いますが、ここでいうのは試験問題の選択問題での答えというのをイメージしてください
(4)これは媒介語を利用するか否かにも関わってくると思います。

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ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

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