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最初はみんな、、-「ICT教育って何なのさ」5

ある人
ある人

ICTを使用することを前提とした授業作りと言うのはどうなんでしょう

これを最初に聞いた時は、確かに自分もそうなっている時あるかもと正直反省しました。面白そうなサービスがついつい使ってみたくなってしまうこともありましたし。その後、同じよう話を聞くたび、自戒も込めて「そうそう」って言ってました。

ICTを使用することを前提とした授業作りはダメだと思う、でも、、

でも、最近時々おもうんです。これからICTを教育に取り入れていこうと思っている人たちに、その言葉は重いし、はじめの一歩が踏み出せない原因となってしまうんじゃないのかと。ただでさえ慣れないICTを、これから使ってみようって思ってる人にそういうこと言うと、「じゃどう使ったらいいんだろう?」って思ってしまうんじゃないのかなと思うんです。私は運良くその言葉を聞く前に色々いじってみて、いろんなサービスの使い方を知ったり、授業に活かすためのコツを掴むための時間が得られました。でも、これから始めようって先生はどうなのでしょうか。やっぱり、安易にはじめられないものと感じてしまうのではないでしょうか。

だから、授業のカリキュラムとしてきちんとゴールを決める、目標を決める、そしてその上でいろんなものにチャレンジするという姿勢でいいと思うのです。そして、自分がICTを使うことを意識しすぎたら自制し、もし同僚がICTを使うのが面白くなりすぎて、はまってしまったら、その時その言葉をかけてあげればいいじゃないですか。

少なくともICTを利用してこなかった先生がICTを利用して授業をすると言うのは大きなチャレンジです。その楽しみながらチャレンジするという教師の姿を生徒に見せるのは悪くないことではないと私は信じています。

ほとんどのサービスは本当によくできている

「ICTを使用することを前提とした授業作りと言うのは、、」という意見があると言いましたが、最近のオンライン上の様々な教育向けのサービスって本当によくできているんですよね。ほとんどのサービスって使い所がはっきりしてますから、それほど使い方を間違えるということはないと思うんですよね。

面白そうなサービスを見つけたら、自分の授業のどこかと交換できないか考えてみるのはどうでしょう。皆さんは授業の方法や決めたカリキュラムがあると思います。面白いサービスを見つけたら、もともと予定していた授業のどれかと交換できないか考えてみるのです。単語のテストの予定だった時間をKahootにしてみる、みんなで一緒に何かのビデオを見せて感想を書いてもらうという授業だったら、授業を反転授業のようにしてEdpuzzleを利用してみるなどなどです。

また、サービスやその機能が新しいことに気がつかせてくれることもあるかもしれません。最近の例でいうとグーグルクラスルームについたルーブリック評価機能でルーブリック評価について初めて知ったという人もきっといると思います。

面白そう、やってみたいという気持ち大切じゃないですか?

これは私の問題なのですが、私自身が面白いと思ってやっていないことが、どうしても生徒に伝わってしまうような気がするんです。皆さんはどうですか?もちろん自分が面白いと思ってやってみても、生徒は面白がってくれないこともあります。でも自分が面白くないと思ったことを生徒が面白がってくれた経験は私にはありません。だから、私はまず自分のおもしろい、やってみたいという気持ちを大切にしています。

もちろん心配もあります。うまくいかないかもしれません。もちろん準備はよくしたほうがいいと思います。でも、やってみないとわからないことなんて山ほどあるんですよね。だから「バックアッププラン」。うまくいかなかった時のための準備は必要になります。「バックアッププラン」と大仰に書きましたが、それは今までの教え方や方法でいいんです。その準備と、うまくいかなかった時の心の準備だけして、始めてみましょう。新しいことに失敗はつきものです。うまくいかなかったら「バックアッププラン」で授業を進めて、授業が終わった後に検討すればいいんです。少なくとも私はそうしてきました。そういうことの過程なしに、今のように色々なものを利用できるようにはならなかったと思います。そしてうまくいったら、その授業での学生の顔を忘れないでください。きっとそれが次への原動力になりますから。

今回はうまく考えがまとまらなくて、グダグダな文章になってしまいましたが、ボツにするのも何だかもったいないので、載せておきます。もしよかったら、ご意見、ご感想をいただけたらと思います。

追記1

今日聞いた話ですけど、使用実績を上げていかないと政府からそのサービスの予算が落ちないから、できるだけそのウェブサービスを使ってくれという学校があるそうです。もし仮にそれを言われて無理やり授業に組み込んだら、まさに「ICTを使用することを前提とした授業作り」になってしまいますよね。

追記2

あと実はそれ以外にもあるんですけどこれって別にICTだけじゃないんですよね。ジグソー法だったりペアワーク、グループワーキングにしたって授業にはまってなければ、それは先生が何かありきでやってるのと変わらないって事は考えておいたほうがいいと思います。

追記3

偉そうなことを書きながら、俺もやってねーじゃんなんて思う事はよくあることで、これをこの気づきを促すブログと言うのはほんとに素晴らしいものですね。
自分の授業は自分の考え自分の望みと言うのを整理して私の学校の日本語クラス名ミッションポリシーを考えてみました。まぁ下書きというか落書きみたいなもんですが上のものと相談して決めたいと思います。

コーヒー一杯分のご支援を

ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

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