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五月の振り返り

5月が終わります。もうあっという間に1ヵ月が過ぎてしまいました。今月はもとからの予定に加え、突然ひらめいたアイディアや依頼、または自分が忘れていたことなどがあり、よくわからないままバタバタと右往左往しているうちに終わってしまいました。

この振り返りをするために始めたブログも休みがちで、鳥頭の私は自分が何をやっていたか忘れてしまうかもしれないので、5月にあったことしたことをざっと振り返ってみようと思います。
一部はブログ記事になってますが、半分以上はきちんと振り返っていません。おいおい書いていこうと思いますって言っても本当に書くかどうかわからないんですが、もしどなたかの希望があれば大喜びで書くと思います。ぜひリクエストお願いします。

まずは香港日本語教育研究会のウェビナー、このウェビナーでの蟻末さんの講演が本当に素晴らしかったです。私の中では武蔵野大学の藤本先生のウェビナーと蟻末先生のウェビナーはオンライン授業を計画している人だけではなく、すべての授業を持つ人に見てもらいたい講演です。藤本先生のウェビナーを見て私がぼんやりイメージできたことを、蟻末さんは明確に理論も加えつつ言語化してくださいました。近いうちにもう一回見直そう。

次は5月4日に行った日本と台湾をつないだオンラインワークショップです。素晴らしい先生のおかげで、なかなか得難い学びの機会をいただきました。こちらは振り返りでも書きましたので、そちらをご覧ください。

次は、360度のカメラで撮影することでオンライン上にバーチャル空間を作り出すサービスを試してみました。これはTwitter上でどなたかつぶやいたのを見て、それを同僚に話したところ、ぜひやって見せてくれと言うことになって作りました。この360度カメラ、たまたま校長のところにあったのでそれを借りてきて、サービスの使用料も学校が払ってくれると言うことで作ってみました。アップしたのは学校の教室の様子のものだけですが、その他にもイベントや展覧会などの様子も同じように撮影して生徒や父兄とシェアしました。これをもっとうまく利用すれば実際にイベントや展覧会に足を運んでくれる人だけではなくて、世界中の人たちと生徒がどんなことをしているのかシェアできると思うので、ほんとにワクワクします。

今年で3回目になりましたスペリングビー。今年は集会等がしづらい中、いろいろやり方を工夫しながら行ったスペリングビーとなりました。当初は中止も考えていたのですが、一部の学生の本当に残念そうな様子に何とかならないかと相談を重ね、何とか実施にこぎつけました。なかなか例年のような盛り上がりは見せる事は難しかったのですが、それでも楽しく頑張って取り組む生徒がたくさんいたので、やっぱりやって良かったなと思いました。

これはあまりの忙しさにちょっと忘れていたんですが、外部テストを利用して学生の程度を図ると言う試みを今年からすることになりました。ぶっちゃけ上が思いつきでこっちに振ってきたので、いろいろあったにはあったのですが、まぁやってよかったのかなあと思いました。それから上が当初考えていた日本語能力検定試験の模試を行うと言う方法を止めたのは正解だったと今でも思っています。それをしてしまうとそれに合わせて授業してほしいと言う要望がやっぱり出てくるよな気がするんですよね。まぁ分かりませんが。

香港の先生方がその今まで培ったオンラインコースでのノウハウを世界中の先生にシェアするために始まったこのウェビナー。2回目から微力ながらというか、あまり役に立ってないんですが、お手伝いさせていただいてます。ほんとうに皆さん素晴らしい先生方が素晴らしいチームワークで、皆さん一人一人お忙しいのに時間を削って取り組んでらっしゃるのを見てほんとにすごいなぁと思います。
で今回はオンライン授業での失敗談を持ち寄ってそれをどうやって解決するか考えようと言う回でした。私も中を巡回させていただいたんですが、今回は参加者の方もいろんな経験を持ってらっしゃる方ばかりで、様々な失敗談やその解決方法等の談義に盛り上がっていました。

私は巡回役と言うことで、何かトラブルや疑問があった際それを解決するため、いろんなブレイクアウトルームを見て回ると言うお仕事を仰せ付かりました。そこでどこかに居座ってしまい、長々と話してしまう可能性がある自分をどのように律したらいいのだろうかと言うことで、今回は置物になれば良いと思い付き、レンズスタジオでだるまのスナップショットアバターを作成、それで参加しました。あまりの得体の知れなさに声をかけてくる人がいなかったおかげで、きちんと役割を果たすことができました。当初は北海道の彫り物の熊とだるまでちょっと悩んだんですが、やっぱりだるまのほうがよかったですね。もっちーさん。下のリンクからダルマに飛べます。

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水曜日の午後は「探検!みんなの教材サイト」に参加させていただきました。みんなの教材のサイト、膨大な素晴らしいコンテンツがあるのにも関わらず、私はうまく利用できていないところがあって、参加してみました。そこで感じたのは、本当に素晴らしいコンテンツばかりなのです。でも当たり前なのですが、自分のニーズにあったものが全ての見つかるわけではありません。なので、授業準備の前に切羽詰まって、何かを探すところではないということに気がつきました(私の場合です)。じっくり中を見て回って、「ああ、あの授業の時これがあったらよかったのにな」「今度これを使ってみよう」と先に目をつけておくところなのだと感じました。レスポンスも改善されていくのだそうで、ぜひ最近ご無沙汰している方は、のぞいてみてはいかがでしょうか。

みんなの教材サイト

それで最後になりますが、木の板で単語のカードをつくりました。これは私はまるごと使ってるんですが、ローマ字でふりがながあるため、なかなかひらがなを覚えてくれない学生がときどきいるんです。だからといって一つ一つのひらがなを覚えようと言う気にはならないみたいで、実際にふりがなのない文章読ませてみて、読めないでしょ、だから練習しよう(^_^)と言うところからひらがなの復習をしてもらいました。ただ、その文章と言う大きな塊だとやっぱり膨大に感じてしまうようなので、単語単語を固まりとして渡す、そしてそれを意味として認識する、そしてそれで文章を作るというところまでセットにして練習したらどうだろうと考えました。もちろん今回は多分カタカナの「テ」を見て「テレビ」と認識してたり、「す」だけよんで「住んでいます」と認識してると思うので、これは次回の改善策です、というか来週か再来週の頭に何か作ると思うんですが。
パソコンでやると、どうしても中にいろんなものがあるので、気が散ってしまうんですよね。いろんなものがあって、それをいろんなものを利用しながら何か答えを出す何か解決すると言うときには、パソコンってほんとに素晴らしいと思いますし、逆にパソコンがないとできないと思います。でも、何か1つのことにフォーカスをさせるときは、やっぱりパソコン以外のものを使ったほうがいいときもありますよね。

ただもう一つ思ったのは、学生にパソコンを使わせるか使わないかにかかわらず、教師は使えたほうがいいと思いました。だってこれ作ったのパソコンですもん。まぁ糸鋸と彫刻刀で同じも作れますけど、それで私は作る気にはならなかったと思いますし、実際作ってる人もあまりいないですよね。それにたくさんの量を作るのも難しいです。
多分今後は薄いプラスチック板でひらがなカードを作ったりしてもいいなぁと考えています。せっかくあるんだし、レーザーカッターガンガン使ってくぞ。(言い訳っぽいですが、先生がいろんなもの作ってるとなんか作りたくなる生徒もいるかもしれませんし(^_^))

それで今日はこれからNJ研究会に参加します。すごくワクワクしてます、正直。そのことについての振り替えはまた後日したいと思います、できたらいいなあ、、できるんじゃないかなぁ、まあ期待しないで待っていてください。

ではでは皆さん、このことについてもっと詳しく知りたいと言うリクエストぜひどんどんしてください。そういうのがあると書きますから私は。そして私もまた新しい発見をすると思います。

追伸
おっと思いっきり忘れていた。生徒に書いてもらってみんなで自分のフォントを作ろうプロジェクトをしようと思っていたんだ。これも振り返りのいいところですね。(^_^)

コーヒー一杯分のご支援を

ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

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