みなさん、こんにちは。
先週このコロナウィルス肺炎で日本の様々なところでも緊急事態宣言が出され、学校が休校になるところも多いと聞きます。一ヶ月前には日本以外の国々でも休校になったため、オンラインの授業に移行したという話をよく聞くようになりました。その後ツイッター上には、たくさんの方々がオンラインツールについての研究会を開いたり、人を集めて情報をシェアしたり、されているのをよく見かけるようになりました。でも、それ以外の声も聞くようになりました。zoomはよくない、いやオンラインミーティングソフトなんて使わなくてもいい、ネットなんてまだまだなどの声です。
私もオンラインはオンラインの、オフラインはオフラインの良さがあると思っています。でも生徒が学校に来られないと言う現実の前で、オフラインの良さを語っても意味がありません。仮にオンラインによる授業が十分でなくても、それをしなければ生徒の学びを止めることになってしまいます。だからこそ、たくさんの先生が生徒を学校に呼べないと言う困難の中、あるだけのリソースでなんとかしようとしているわけです。それに対し特に具体的な提案がないのに若干文句に聞こえるような反論だけしている人の発言を目にするようになったのですが、それを見てイラついている自分に気がつきました。
最初はその人たちにイラついているのかなと思っていました。でも良く考えてみると、自分も同じなんですよね。オンラインミーティングだけでする授業をするべきではないと言いながら、じゃあどうすればいいのかと言うのを全く述べていませんしシェアもしていませんでした。そうなんですよ、たくさんの人は意見もあるし、知見もあるけど、時間がない。私はそんな知見があるわけではないですが、時間はほんの少しあります。と言うわけで、参考になるかどうかわかりませんが、こう言うやり方もあるよと言うビデオを作りました。全3回でお送りします。一回目はこちらです。
中で使っている手法はブレンディッドラーニングと言われている手法に近いと思います。まあ、専門家に言わせるとダメ出しされるでしょうが。でも皆さんの何かのヒントになるとうれしいです。(いい例だけがヒントになるわけではないですからね。(^^;;)
ブレンディッドラーニングに関してのリンクはこちらに載せておきます。興味がある方はぜひご覧ください。
Blended Learningとは
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/004/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2013/08/26/1338978_06.pdf
-9-学士課程教育構築の方法論になるか
https://www.shidaikyo.or.jp/newspaper/rensai/education/2354-5-2.html
個別化と学習者主導が主流…米国で急速に普及「ブレンディッドラーニング」
https://resemom.jp/article/2015/09/02/26669.html
この世にはいろんな意見があるというのはわかっているつもりなんですが、一生懸命に取り組んでいる人に対して、斜に構えて批判だけしているのを見て、イラっとしてしまう自分の器の小ささが嫌になってしまいます。(やっぱりそれもイライラの原因の一つだろうな(^^;;)それを見て安心する人たちが、いるわけですし、その批判をする人たちが置かれている状況もわからないんですからね。その器の小ささは、今後の私の改善すべき課題ですね。
何はともあれ、反論があれば出来るだけ具体案とともに、というのは自分が心がけていることであり、それができていないことが自分自身をイラつかせる一番大きな原因なので、ビデオ作ってスッキリしました。
そんな動機で作ったビデオが皆さんのお役に立つかどうかわかりませんが、もしビデオについてご意見反論、感想などがありましたら、ぜひお聞かせください。ではでは。
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