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ITと二人三脚:クイズ大会がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ! その2

さて前回のクイズ大会がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!その1、いかがだったでしょうか。

ジャッキー
ジャッキー

あれで話、終わったんじゃないの?

阿部
阿部

いやいや、今回は私の真骨頂、(言い方古いか?)ITをどういかしたか紹介するよ。

ジャッキー
ジャッキー

いつも使ってるじゃん、なんかしらか。

阿部
阿部

うん。でも今回は新しく使い始めたものとか、今まで使ってなかった機能も利用したりしたので、それも紹介したいと思ったんだよ。

今回最初は一人でクイズ大会を始めようと思っていたのですが、普通にやってたら一人では絶対無理。というわけでITや機器(ハードウエア)などの利用は絶対条件でした。いろんなことを簡略化しなければ、とてもじゃないですが回りませんからね。というわけで、最初に紹介するのはこちらです。

早押しボタンは「スーパー早押しピンポンブー」

早押しピンポンボタンです。あれ?ネットとかスマホを利用して早押しゲームみたいなのできるんじゃないですかと思われる方いると思います。確かにできると思います。でも競技に使う場合はインターネットの信頼性ってやっぱりまだそんな高くないんですよね、私の中では。特にこういうゲームで一番大切なのは公平性です。Kahootでクイズゲームみたいな大会を考えたこともありますが、やはりネットトラブルが恐ろしくて結局できませんでした。だから、これがなければおそらく私はクイズ大会をしていません。それから、やっぱり専用のものって雰囲気ありますよね。実際授業で一回使ってみたんですが、その時はむちゃくちゃ盛り上がりました。そして確信したのです。これを使ってやれば、絶対盛り上がるイベントができると。弱点は無いわけではありません。コードがちょっと短いことと音がそれほど大きくないことです。普通の教室でおこなう場合は全く問題ないのですが、大きいステージのようなところでクイズゲームを行った場合、問題となったのは音の小ささでした。なので機械の近くにマイクを置くなどして対応する必要がありました。

今回はこれ、学校に頼んで買ってもらったんですが、次回は自分で買って中を改造して外部出力端子をつけることにしました。そうすればスピーカーにも取り付けられますし。ちょっとワクワクしてきました。ほとんど初めてなんで、ハンダの利用は。

「OBS」で表示される画面をちょっとテレビ番組っぽく

というわけで、まずクイズの画面操作を見てみてください。

これはOBSと言うソフトを利用して作った画面です。これは普段オンラインでのライブ放送を出力するために使うものなんですが、イベントの際のプロジェクター表示をより高度に設定することができます。ですから、画面の左側に写っているのはアップルのKeynoteと言うソフトで、右にはウェブサイト上に作ったツールを表示しています。こうすることによって、点数計算、表示、クイズの画面の操作を私一人で行うことができます。クイズ画面の表示の誤操作を起こさないように、点数画面はiPhoneに表示してタッチパネルで簡単にできるようにしてあり、左手でキーボード操作、右手でiPad操作ができるようになっています。

ジャッキー
ジャッキー

こんなの、いつもごちゃごちゃコンピューターのものをたくさん買ってるオタクにしかできないよ。

阿部
阿部

それがね、実質パソコンとスマホでできることなんだよ。それにここで出てきたOBSと言うソフトはフリーのソフトだしね。ダウンロードは下のリンクからできましよ。

また一人で行う場合はクイズの文章を読み上げるのは難しいと思い、合成音声を加えました。あ、これもコツあるんだけど、それはまた次の機会に(^_^)

決勝戦は「Flippity」で点数が書いてあるパネルをめくる早押しクイズ

昔から点数が書いてあるパネルを開いて答える形式のクイズ番組ってあったじゃないですか。Edujapaで紹介されているこのビデオを見たときにビビッときたんです。これなら予選は単なる早押しで、決勝戦はこれにすればさらに盛り上がりそうだと。Edujapaの皆さんには感謝しかありません。詳しくはこちらのビデオをご覧ください。普通に授業でも使えますよ。そして、これを使えば、単なる知識を問うクイズから、ゲーム性や戦略性も問われるようになります。ちなみに用意した問題は30問で25問が終わったところでゲーム終了にしました。興味がある方は、まずEdujapaの紹介ビデオからご覧ください。

そして私たちが作ったクイズです。本当によくできてますよ。もちろん、リンク先にあるクイズを使っても問題ありません。チャンスがある方は是非使ってみてください。

https://www.flippity.net/qs.php?k=1RvsuVEeUupcYuJ2W8aolDXp9KMi42Uq2191zRP1HZAM

「Canva」で簡単きれいなポスターを

Just a moment...

クイズの内容以外はほとんど一人でと言いましたが、時間がなかったためポスターもITのお力を。。。Canvaというサイトは色々なデザインテンプレートがあるので、ポスター作りも簡単。0から作れば本当に大変ですが、テンプレートを選んでちょこっと変えれば、すぐ簡単にソコソコのポスターが作れるのです。教育者向けのアカウントもあり無料なので該当する先生、教育者アカウントの申し込みリンクをお探しください(^_^)

インフォグラフィックスがすぐに作れる簡単便利なテンプレートがあるのですが、それNotabilityと一緒に使うといいかもなと急に思いつきました。こういう思いつきがあるのもブログ書く利点ですね。

コマモノづくりに大活躍「Hype」

Tumult Hype
Tumult Hype is the HTML5 creation app for macOS. Animations and interactive content made with Tumult Hype work on deskto...

そして隠れて大活躍だったのはこのソフト「Hype」です。ウェブサイト上で動く小間物を作ろうと思った時、非常に役に立つソフトです。残念ながら現在Macでしか動かないんですが。今回はこれでタイマーと点数表を自作しました。完全に自己満足の世界なんですが。まぁこれも公開しておきます。

point
30stimer

今回作ったものはご自由にお使いください。

いかがだったでしょうか。とりあえず今回作った予選用のクイズはここに公開しておきます。非営利目的で自由にお使いください。

クイズ大会 - Google ドライブ

ちなみに私はエリンからクイズを借りてきました。それからウェブサイトのリンクはこちらです。

コーナーから選ぶ 見てみよう | エリンが挑戦!にほんごできます。コンテンツライブラリー | 国際交流基金
このサイトは、中等教育向け映像教材「エリンが挑戦!にほんごできます。」の動画を中心としたコンテンツを提供するサイトです。動画を見たり、動画のスクリプトやマンガ、文法解説などのPDF教材をダウンロードしたりすることができます。

もっと詳しく教えてもらいたいと言う要望があれば夏休みにウェビナーでも開くかもしれません。まあ、それほど要望ないかなぁ(^^;;

ITの力を借りれば、一人の力でここまでできるということを知っていただけるとうれしいです。

というわけで次回は最終回「準備やプランニングとnotion」です。どうぞお楽しみに(^_^)

コーヒー一杯分のご支援を

ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

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