翻訳 translation

振り返りと言い訳:会話に違和感を感じるか質問してみて

さて、この投票にたくさんの方がご参加、またたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。背景や場面もはっきりしない設問で、軽い気持ちでツイートしてしまいました。このツイートを見て、頭を悩ませた方もいるかと思うと、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。ここでお詫び申し上げます。

さて、この会話はどこからきたのかと言いますと、私が作りました、というか私が話しています。ここで、「お前は日本語教師失格だ」と思ったそこのあなた、ここでこのウインドウをそっと閉じていただければと思います。こんなブログ見る価値がありません。また、このツイートに関して、みなさんがされた発言は全て正解だと思っています。繰り返し言いますが、なんの考えもなしにツイートしてしまった私が悪いのです。

さて、これ以降は聖母マリア様のように慈悲深い、私の言い訳を暖かく見守ってくださる方だけが読み進まれることだと思いますので、この質問の状況とその背景を簡単に説明させていただきたいと思います。

この会話を作った理由なのですが、生徒の環境の合わせた教材を作りたいと思って、今副教材を作っています。自分が普段生徒と話していることや話しやすいことを学ぶ項目として、まず教室外でも日本語が自然に使えるような関係性を作っていきたいというのが目的です。今後、他の先生とコラボしながら作っていきたいなと思っています。

ご指摘について

この先、ご指摘について答えていますが、私自身勉強不足な上に海外生活が長いため、若干感覚がずれていること否めません。素っ頓狂なことを書いていても、生暖かい目で見守ってくださるとうれしいです。

食堂について

食堂についてですが、私が学校の中で話すことを想定しているので、食堂で間違い無いと思います。特に中学高校では学食、食堂と言われる場合が多いと思います。そして私の中のイメージは学食は何か売ってそうな雰囲気ですが、うちの部門の食堂は物を売っていないので、食堂と言っています。(これも勝手な私の語感かもしれませんが)また調べ行くとカフェテリアという言葉が出てきました。私の感覚だと、大学以上の食堂はカフェテリアと呼ばれることもあるという認識だったのですが、高校でもありましたね。ちょっとびっくりしました。たた、単純にググった検索結果数から見ても高校の食堂をカフェテリアというケースはあまり多くないので、やはり食堂でいいかなと思ったりします。

行き先を「〇〇です」と言うか、「〇〇にいきます」と言うか

これは正直どちらもあると思っています。友達同士で話す際は「〇〇」で終わり「〇〇に行く」ということは少ないと思いますが、先生と生徒の関係で生徒が答える際は「〇〇に行きます」と「〇〇です」どちらもあるんじゃないでしょうか。

「んです」か否か

最初の

あれ?どこ行きますか?

ここに違和感を持たれた方が多かった印象です。ティーチャートークがクセになってしまって、このような質問の仕方になっているのではというご意見もあり、自分もそうかもと思いました。初級の生徒に無理やり合わせて言い方が不自然になるというあれです。私自身ずっと海外いますしね、気をつけているとはいえ、知らず知らずのうちに、、、なんてことも容易に考えられます。それで自分の普段からの発言をもう一度思い返してみたのです。すると知り合って長い生徒には「どこ行くの?」と聞いているのです。では、なぜあまり親しくないビギナーの生徒には行きますか?と聞くのか、どうも自分の過干渉をしたくないという気持ちの現れのようなのです。ほら、あの「んですか?」で質問しすぎるとうるさく感じるというアレです。「んです」は興味があり、その質問に対して答えてもらいたいという気持ちが出ていますよね、たしか。だから、授業前に教室から出て行こうとする生徒には「私はどこに行くんですか?」と聞くでしょうし、相方で普段から紳士的な立ち振る舞いのブルースなら「どこ行くんだ、w(゚Д゚w)コラァ! 」と優雅に質問するでしょう。でもここで自分は、どこに行くのかに興味を持っているわけではなく、挨拶として話しています。そして感覚的に過干渉にならないように気をつけています。それが「どこ行きますか?」と質問する心理的な原因なのではないかと自分で考えました。きっとウミネコさんには、「過干渉したくないなら質問するなよ」とその美しい切長の目から冷たい視線を投げかけられてしまうとは思いますが、そういうことなのです。

でも、やっぱり「あれ?」だと「んですか」の方が妥当のような気がしますよね。そこで、もう一回思い出してみると「おー」とか「おう」、「こんにちは〜」からの「どこ行きますか」と言っているような気がします。そこがポイントなのに、曖昧なまま書いてしまいました。

気づき

「どこ行くの?」も挨拶だった

中国語では「ご飯食べた?」を日常的に挨拶がわりにいうが、日本人は天気をいうというのは皆さんもご存知の通りです。では、自分がどこへいくのかと質問するのは、その答えを知りたいからなのかと自問自答してみると、決してそうではないようです。天才バカボンの「お出かけですか?れれれのれ」と同じような感覚。生徒たちは休憩時間、あちこち動き回っています。その中で何かコミュニケーションを交わす場合、天気よりもどこへ行くという質問の方が気軽という気持ちが働いていることに気がついたのでしょうか。廊下ですれ違う際、

阿部
阿部

おはよう、どこ行くの?

学生
学生

おはようございます。一階に行きます

というのと

おはよう。今日はいい天気だね

おはようございます。そうですね。

これをエレベーター内でするのではなく、廊下ですれ違っていると考えてみると、私は上の方が座りがいいんですよね。というかそれまで、自分がなんのためにすれ違いざまに「どこ行くの」って言っていたのか気づいてませんでした。チコちゃんがいたら「ボーっと生きてんじゃねーよ」と叱られているとことです。

昼ごはんですか?

実はこのような話し方はおそらくは教科書にあまり書いていないと思うのです。昼ごはんが出てくる時は大体食べますとセット、それもいつも「どこで昼ごはんを食べますか」とか「昼ごはんは何を食べますか」的なものが多いと思うのです。でも、実際生活の中ではそれと同じくらい「もう昼ごはん?」「これから昼ごはんですか?」「それ昼ごはんですか?」などのような質問もたくさんあるんですよね。その辺りは教科書に内容を教えてきた自分が気づいていなかったことで、すごく反省しています。

最後に

最後まで私の言い訳と気づきにお付き合いくださり、ありがとうございます。あなたは先生失格だ、こんなこと教えてはいけないなどのお叱りの言葉もありますでしょうが、私は思うのです。私は文型の汎用的な使い方を教えているわけではないと。この場面でこの行動をする際、この会話は間違っていません。将来的に、違う相手、違う環境と話すときにはその場面、したい行動に合わせて表現を学べばいいと思うのです。
ダメ教師の戯言かもしれませんね。

それはともかく、今回もみなさんのおかげでたくさんのことに気がつくことができました。本当にありがとうございます。これからも忌憚のないご意見お待ちしています。

コーヒー一杯分のご支援を

ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

日本語教育
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