翻訳 translation

ICTの教育利用の話になると、、、思いつくままに書いています

ICTの導入の話になると、よく出てくるのが私はやりたいけど同僚や上司がダメと言う、私がやると同僚から反感を買うと言う話しだ。私はわりかし昔から自由にやれていて、褒められたことはあっても文句言われた事はないし(単純に鈍感で気付いてないだけかも(^^;;)、同じチームにいる同僚がICTを進めていなくても特に無理強いはしない。もちろん見せたり紹介したりはしますけど。(あまりICT系好きじゃない同僚が、あるサービス見て、これいいかもって呟いたときは嬉しかったなぁ。)

なので、そういう話を聞くと皆さん大変なんだなぁと思いつつ、やっぱりイマイチ腑に落ちない部分もある。好き放題語るので、何かを思い出して苛つきそうな人はここまでにしておいて頂戴。それから、この話は別に日本語の教育機関に向けた話ではなくて、ICT利用に後ろ向きな”日本の”教育機関に向けた話ってことで、よろしく。

腑に落ちないこと

腑に落ちないというのは、どんな反感なのか、どうしてダメというのかというところ。チームティーチングなんだから一人一人の教え方を全く同じくしなければならないと言う話なのか、そんな効果があるかわからないことなんだから、そんなことをする暇は無いとかなのかなぁ。まさか自分ができないからできる人が勝手にやったらずるいって言う事はないよね。(^^;;

チームティーチングなんだから同じように教えなさいなんて話になったら、それこそICTの得意なことで、レクチャービデオを生徒に見せて先生はチェックやアドバイスだけしてればいい。先生の個性を活かしてと言うんであればICTを利用するのも先生の個性と言えるだろう。ICTの利用が学習効果に全く効果ないなんてことをいう論文なんてあるの?(あったら教えて(^^;;、、人まかせでスマン)少なくとも、すべてのICTの利用に対して効果をなしとする研究なんてあるはずないと思う。日本のはどうだかわからないけれども、アメリカなどの研究結果を見ればそれなりに効果あると言う研究が圧倒的に多いんじゃないかな。

反対する先生の立場から考えてみよう

ここで、ちょっと弁護してみよう。クリティカルシンキングが大切なのだ。なんとなく感覚としてわかるのが(私は感覚で生きている人間なのである)ICTを教育に導入することを反対する先生方はリスクを取りたくないと言うことなんじゃないのかな。大切な生徒たちに1分たりとも無駄な時間を過ごしてもらいたくない。自分も不慣れなICT利用と言うのはリスクが大きすぎる、ならばリスクを取らなくても済む方法で教えた方が良いのではないかと言う考え方だ。そう考えてみるとICT等のワークショップを開いた時、海外に住んでいる日本語の先生の方が反応がいいというのもわかる。(最近は違うけど)え?だって海外に出るというリスクをとった人がICTを利用するなんていう小さなリスクに躊躇すると思う?え?いる?あ、失礼しました。


ごほん、まあ、気を取り直して、ここで大切なことを言います。

変化をしないというのは、先生にとってはリスクにならないかもしれないけど、 従来からの方法で変化のない授業を受けるということは生徒にとって大きなリスクになるとは思わない?

ってこと。もし、そんなこと考えたことなかったら、一回考えてみない?先生だって万能じゃない、30年教えてたって、新しい発見はあったって喜ぶ先生もいるんだよ。

ここまでの話で私が非常にあまのじゃくな人間だということを皆さん理解していただいたと思うんですけど、文句だけ言って解決策を言わないのは良くないと思うのでいくつか提案してみたいと思う。

役に立たない提案

その職場を辞める。
まぁぶっちゃけ、どうにもならなければやめちゃうのが一番てっとり早いですよね。もちろんやめられない場合もたくさんあるわけで、例えば給料が良い、または経済的な問題でこの仕事は手放せない。それ以外には自分の担当している生徒たちを何とかして助けたいなんて言う場合はこの手段は取れません。

とりあえず自分だけ使えるようにする。
もちろん全体的に使えるようになるとか、ICT使用していても他の人に後ろ指さされないようになるのが一番良いのはいいんだけど、それができない場合は後ろ指さされようとも、他の人に反感買ってもとりあえず自分だけは使っていいことにしてもらう。そして自分がICTを使って何をしているのか見せ続ける。そのことによって先生が変わらなくても生徒は変わるかもしれないし、保護者は変わるかもしれない。もしかしたら経営者や一番天辺が何かを考えるかもしれない。何もしないで話し合っている時だと何も変わらないけれども、誰かに見せることで何か変わるってこともある。

偉い人を連れてくる。
どんな人でもいい、とりあえずそれなりの肩書がある人。大学の教授、文部省の人、注目を浴びている人などなど。なんとかそういう人に渡をつけて学校に連れてきて、ワークショップを開いたり講演をしてもらったりする。リスクを取りたがらない人は得てして権威主義者だったりすることもあるので、案外そういうことの方が効果があったりするのかもしれない。
(え?これって偏見?リスクを取りたがらない=保守的で前世代のものを有難がる傾向がある=偉い人の話は聞き入れやすい。なんて思うんですけどこれってとんでもなく偏見かな。(^^;;)

そういう私は大学の教授ってだけで胸を張ってる人を見ると「ん?」って思ってしまう天邪鬼。ごめんなさい、コンプレックスも入ってます。ちょっとだけね。(^_−)−☆でも、ほとんどの大学の先生はいい人ばかりなんだよな。

最後に

7年前日本で、ある私立学校を見学した時、コンピューター教室にしかパソコンやプロジェクター(あ、視聴覚室にもあったか)がないことを聞かされ、そのあと黒板の自慢をされて更にびっくり( ゚д゚)なんてことあったんだけど、そんなあなたがおっしゃる日本的なやり方じゃ若者たち行き詰っちゃいますよ。だって国内市場がどんどんちっちゃくなってるんだから、どんどん外国に行かなきゃいけないかもしれないし、もっと海外で物を売るという仕事をする人が増えるのは目に見えている。日本的なやり方を学ぶのもいい、でも日本だけのやり方に拘ってしまうと貧乏くじを引くのは子どもたちだってこと。ちょっと話、跳びすぎ?まあいいんです、思いつくまま書いているので。皆さんどう思います?

っていうか、ネットでこんなこと書いても賛成が圧倒的だよな。(なんて言ってて散々批判されたりして😱)いっそのこと、新聞にでも投書してみようか😀

コーヒー一杯分のご支援を

ご支援いただけると様々なICTによる実験が捗ったり、生徒たちのお菓子が増えたりします。😃

教育ICT
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