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自己肯定感が低く自意識過剰な人間

今回は私と言う人間のことについて書きたいと思います。日本語教育もICTも関係ないことなので、興味のない方は飛ばしてください。

自分は自己肯定感の低い人間のようです。その点に関しては、仕方がないことなのかもしれないと思います。昔から頭の悪い、太っていて、どこか一本抜けているやつと思われがちでした。親からはあまり褒められたことはなく、同級生からは馬鹿にされ下に見られがち、そんな子供時代でした。中学生になっても、その傾向は変わりませんでした。要領がいいとか運がいいとか言われましたが、今から考えると何事もできるだけ楽しんでやろうとしていたのかもしれません。受験勉強や部活などでもあまり苦しんだ記憶がありません。それなりに大変だったのかもしれませんが、それ以上に楽しんでいたのだと思いますし、苦しいことだけが求められる状況からは逃げていました。このヘラヘラしている人間が勉強でもスポーツでも、そこそこの成績を挙げているのを不愉快な思いで見ていたという人が何人かいると人づてに聞いたことがありますし、感覚的にそう思っていた人も少なからず居たのではと思います。論理的な思考は弱くて、口も立ちません。おそらくは感覚的に何かを感じ取るということに優れていたのかもしれませんが、いきなり突拍子のないことを言います。まあ、いつもアホキャラです。このような流れで自己肯定感が低い人間が生まれました。

さて、馬鹿は馬鹿らしく生きていればよかったのに、なぜか教師という職についてしまいます。正直お前が教師なんてビルの上から飛び降りたいよなんていう話も聞きました。まったくおっしゃる通りです。ただ、そこで自分の中である意識が芽生えます。教師なんだから、いい人に見せなければという意識です。結局そこが自分を自意識過剰な人間にしてしまったのかと気がつきました。いい人に、まともな人間にならなければと思い一生懸命に取り組むと周りの方は褒めてくださいます。でも、心の中では、自分はどうしようもない人間なので一生懸命やって当たり前なんだと思っています。そして、褒めていただいても、いつも自分はみなさんの思っているような人ではないと思っていますし、そう言い続けています。でもそういいながらも、いい面を他の人に見せせようともしています。そうしているうちに自分が思っている自分と、周りの人が考えていると思われる自分の間にどんどん溝が生まれていくような感覚が生まれます。その二つの自分をつなぐ物がストレスや何かのきっかけで崩れてしまうと、周り全ての人が自分を罵っている感覚に襲われるんですね。おそらくは普段から自分を取り繕っているという感覚が強いのでしょう。

感覚的にはこうです。なりはボロボロでも綺麗なところに憧れます。そこにフラフラと近づくと汚いボロの服を着ている自分に気がつきます。そこで、落ちている綺麗な布を必死に貼り付けて、なんとかそこにい続けようとします。惚けて歩いていると、何かにつまずき体に貼っていた綺麗な布が全て何処かへ吹き飛んでしまう。さて、するとどうなるでしょうか。そうです。こんな汚いなりをした私を全ての人が蔑んだ目で見ている、すみません、そんな目で見ないでくださいとうずくまるボロを着た人間。でも、ほとんどの人はそんなことに気を止めないのかもしれません。または最初から周りの人はその人がボロの服を着ていることに気がついていたかもしれません。でも、うずくまっている人はそのことに気がつけません。なぜって?そのボロボロな身なりをずっと子供の時から蔑まれてきたからです。

昔よりもこのように客観視できるようになったのは、自分の成長かもしれません。でも、それでも何かをきっかけとして、たくさんの誰かが自分を罵っているのではという妄想に襲われることはありますし、現在まさにその状態です。今までどんな時にそんな状態になったか思い返してみると一番は言葉がわからないところに投げ込まれた時です。それは二回あります。台湾に来たばかりの時と、英語が飛び交う環境で働き始めたときです。周りは自分の知らない言葉で、自分のことを悪く行っているのではと絶えず思っていました。きっとその時はよくブスッとした顔で周りを困惑させました。まったく申し訳ないことです。でも、その時はずっと自分が周りから自分の知らない言語で馬鹿にされているんじゃないか、迷惑をかけて罵られているんじゃないのかという気持ちで胸がいっぱいになることがしばしばでした。それから、ストレスが溜まっている時もそんな気持ちになることがありました。

周りの人はそんなことを言う人はいないのです。周りには素晴らしい人ばかりですし、そうでない人も私にはそれほど興味はないでしょう。これはあくまでも”私の問題”なのです。これが治るのなら、それに越したことはないでしょうが、多分これからもずっと付き合っていくものなのでしょう。ただ、こうやって言語化することで少し気持ちがおさまる感じがします。もちろん薬を飲んだ時のようにすぐさま改善すると言うこともないでしょうし、この先もこの劣等感とは付き合っていくんだと思うんですね。

そんな人間なら、おとなしくどっかに隠れていればいいと思われるでしょう?私もそう思います。でも、それでも私は自分を成長させたいのです。そして誰かの役に立ちたい。自分の気持ちの中だけでは自分のモチベーションを維持できないのです。そして、外の物への好奇心も抑えられないのです。本当に面倒臭い人間でしょう?本当に40も超えてこんな調子で恥ずかしいったらないのですが。

さて、今回この文章を公開するかどうかも悩みました。自分のことを赤裸々に語ったこの文章を公開するのに何の意味があるのか。チラシの裏に書いて自分が気が済めばいい文章なのではないだろうかと。この文章を読んでいただいて皆さんにお願いすることで少しは意味があるかもしれないと思い公開することにします。お願いしたいことはこの二つです。

一つは、もし私のように面倒臭い人間が周りにいても、許してあげてください。こうなってしまうと、慰めてもらってもダメなような気がします。結局自分の心の中で、もしくは時間に解決してもらうしかないんですよね。いやはや、私自身も同僚には迷惑かけっぱなしですが、許してください。
二つ目はお子さんや生徒を褒めてあげてください。子供は褒めてもらいたいものなのです。どこが良かったのか語りながら、時には本人が気がついていないところも指摘しながら褒めてあげてください。ほとんどの人はおそらく褒めてもらうより叱られたことの方が忘れられないと思うんです。だから、叱られたことより印象深くなるように褒めてあげてください。

子供の一人一人が健やかに育ち、自分に自信を持ち、他者を尊重し、楽しく毎日を送れるような大人になってもらいたいと切に願います。

最後になりますが、しばらくはツイッターから距離を置きます。オンでもオフでも大したことではないのですが、気持ちにスイッチが入ることが起こりまして、かなり自意識過剰の状態が進んでいます。簡単に言ってしまうと、いろんな人が自分のことを罵っているのではないかという妄想を反射的にしてしまったり、何かを見て私もそうだよなと憂鬱になったりしてしまう状況です。ツイッターって役にたつ情報だけではなくネガティブな発言も多いですからね。これはあくまでも私の問題なので、しばらく距離をおくと言うことに決めました。

アカウント自体は消しませんし、鍵もかけません。しばらくは私ごとを一方的にポストするだけのアカウントになると思います。なので、自分のポストに対して返事もしませんし、他のポストも見ることはありません。ご用の方はDMまたはDiscordのほうまでご連絡ください。https://discord.com/channels/694892179914752021/695216775859535872
ただ、ブログなどの発信は元から自分への忘備録や振り返りを目指したものなので続けていこうと思っています。それが、どこかのどなたかにほんの少しかは役にたつことができたらいいなと願っています。その告知はこのアカウントにポストしていくと思います。

というわけで、みなさんごきげんよう。(^_^)

振り返り
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コメント

  1. rin より:

    読ませていただいて、みんなそうなんだなと思いました。私のように年を取っても、いくつになってもそれはあります。自己肯定感は低く自意識過剰になっている自分を感じることも多いですが、自分のことだからとひたすら時間が過ぎるのを待ちます。だんだん短くなってきましたけどね、年を取るとともに。
    ごめんなさい、コメントなんてほしくない時期かもしれないですが、最近ワクワクしながら読ませていただいていたので、何か書きたくなって。

    • AbeKimihiko より:

      私も多かれ少なかれ、そういうところは誰にでもあると思っています。ただ、多かれ少なかれということで、その差は大きくありますし、少ない方にはそれで胸が息苦しくなったり目が潤んでしまったりする人の気持ち、なかなかわかってもらえないのだろうなとも思います。そして、何か書きたくなって、自由に書いていただけることが、私にとって何よりうれしいことです。ありがとうございました。

  2. より:

    あべせんせい、直接お会いしたことはないのに、いつもみんなを助けて下さる先生が大好きですよ! これからもどうぞよろしくお願いします。

    • AbeKimihiko より:

      ありがとうございます。わたしもいつも皆さんに助けられてばかりですよ。でも、そう言っていただけるのが一番の励みです。これからもよろしくお願いします。(^_^)