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ワークショップ 所感 「トピックベースからコンテントベースへの移行と日本語運用能力の育成」*1

外国語教育

昨日九州大学の小山悟先生による「日本文化の学習と日本語学習の融合、ジグソー法による授業」と言うテーマの研修会に出席してきた。実はジグソー法については多少勉強したことがあるし日本文化の学習と日本語学習の融合についてもある程度はイメージがあったので、実はどうしようかなぁと思ってたりした。
んで、結論から先に言うと行って本当によかったです。

流れとしては以下の通り
講師の紹介とこれまでの教育実践と研究
積み上げ式教授法の問題点
それを補完するものとしてトピックシラバスの教材開発とその実践
コンテントベースの授業に移行した理由とその実践
最後にジグソー方による授業の体験
とだいたいこんな感じ

この間にTwitterにポストしたけれども、いろんな概念が漠然と頭の中にあるのは私の強みであると同時に弱点でもあり、実際整理して何かをしようとしても、もやもやしててうまくいかないことがある。それは結局細部に関する理解が足りてないというのが1番大きい問題で、まぁはっきり言うと勉強不足です。そういう意味で日本語教育において従来の教授法に疑問を感じトピックベースについて研究されてきた先生が、その先のコンテントベースに切り替わる際どんなことに気をつけたのかどこが違うのかと言うのと、コンテントベースによる授業で批判されがちな日本語能力育成についても自らの工夫と理論を丁寧に説明してもらえて本当に勉強になった。

それ以外にも、お恥ずかしい話だけどブルームのタキソノミーとかクリティカルシンキングの定義などは全然知らなくて、勉強不足の私には非常にありがたかった。これから自分の授業を整理、見直していく上ですごく役に立つだろうと思う。

そして最後はその日本語能力を育成するためのエッセンスの1つとしてジグソー法を紹介され、参加者にジグソー法によるアクティビティーの体験と言う流れだった。ジグソーに関してはすこしは知っているつもりだったが、改めてお話を聞くことでもっと整理され、自分の頭の中での新しい発見があった。例えばジグソー法はプロジェクトベースで協働を行う際、その協働のためのコミュニケーションスキルなどの導入にも使えるし、または簡易的なジグソーをプロジェクトベースのアイスブレイク的に利用することも可能かも等新しいアイディアも浮かんできた。

今回のワークショップ、まさにジグソーのピースをフレームしかない頭の中に埋めてもらえた感が強い。勉強不足の言い訳になるけど、論文とか著作などに普段から触れていらっしゃる大学の先生と比べ、一般的な中等教育の教師が持っている情報は圧倒的に少ないし散漫で、今回のような専門家がいろいろな知識や実践を整理して共有してもらえる機会って本当に貴重なんだなと改めて感じる。

*1この題は実際の題と違います。本当の題名は「日本文化の学習と日本語学習の融合、ジグソー法による授業」です。ただ個人的にはこんな題名のワークショップに出た気分なので、こう書かせてもらいました。つうか、こう書いてあったら、すぐ飛びついたんだけどなぁ。何はともあれ参加できてよかったよかった。

おまけ
一つ残念だったのは参加者が少なかったこと
今回の交流協会のワークショップ、学生向けの特別授業が午前で教師向けの研修会が午後といういつもとちょっと違ったスケジュールだったのだけれど、告知に書かれていたワークショップの内容はほとんど学生向けの特別授業についてだけだったのだ。そりゃ皆さん悩みますよ、実際私も告知見て行くかどうか悩んだもん。



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