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中級の教科書について

日本語教育

九月から始まる来年度からB-1レベル相当のクラスが始まるかもしれないと言うことで、今コースのアウトラインを書いている。実はこのレベルを教えるのは久しぶりで*1、いろいろな本を読みながら勉強し直している。
それでどんなことをテーマにクラスを運営するかというのが固まってきたので、いろいろな中級レベルの教科書を漁って調べている最中なのだが、ちょうど中級以上の教科書で取り扱うテーマが時代からずれてしまっているという他の先生のツイートを見かけた。ちょうど同じことを感じていた矢先だったので、自分もツイートしようと思ったら例のごとくずらずら長くなってしまった。ということで久々のブログ更新です。

教科書のトピックが古い

中級以上の教科書で取り扱うテーマが時代からずれるのは仕方がないことだということには特に説明はいるまい。もっと多くの中級レベルの教科書を調べてみる必要があると思うのだけれど、今まで見て見た感覚ではここ数年の進歩や変化のスピードにはほとんどの教科書は全然ついていけていないと思うし、これからも難しいと思う。それでその先生はその教科書の古い内容と現在を学生に比較させたりするなどしてその穴を埋めるという方法を使っていらっしゃるようで、それはそれで素晴らしい方法だと思うが若干苦肉の策という感が否めない。*2

若い子らは今で学びたい

ここ数年は中高生と一緒に学んでいるのだけれど、学生は現在のものや新しいものと合わせて学びたいと思い、今起こっていることを話したいと思っているのではないだろうか。古いテーマでは学生はへえへえとうなずく観客にしかなり得ず*3、当事者にはなれないし、イメージも難しい。第二外国語で学んでいるならなおさらだ。今現在のことなら学生はその単元全体をイメージしやすいし、なんかしら意見や感想を抱いている可能性が高い。結果日本語能力の差はスポイルされるし、討論もより活発になるかもしれない。

日本人向けの教材を使うメリット

ではどうしたらいいかと考えると小中学生向けのものをそのまま使うということはできないのだろうかと今考えている。小・中学生新聞や雑誌の「子供の科学」や「ニュースがわかる」、教育テレビなどの番組を直接テキストとして扱うのを模索したほうがいいのではないかと思う。正直内容も大人が見ても面白いものだし、何より今がそこにある。トランプ、AI、難民、民泊、youtuber等ほっといても学生が興味を持ちそうな内容が並んでいる。

意見聞かせてください^ ^

もちろんこれらをどう使って学生らの学びを促進するのかは、もっと考えなければならないし、注意しなければならないことはたくさんあると思う。ただ日本の本が読めるようになるために文章を読むなら、教科書の文章を読んでからなどとまどろっこしいこと言わないで、わかる*4のであれば直接日本人向けの本を読むに越したことはない。そしてそれらを自分が持っている知識や感覚と結びつけて発話、自分を違う意見を聞いて理解し受け入れることができればおもしろいことになると思うのだけれど、皆さんどう思いますか?

実はまだあまり頭の中でまとまっていなく、えいやって感じで投稿しているので乱文のことお許しください

ぜひ他の先生のお考えや経験談も聞いて見たいです。何いってんだ、あなたは素人か?という意見から、私やって見たことあるので教えて上げましょうかというお話までぜひお待ちしています。

*1 どうして久しぶりかと言うと、今勤めている学校では日本語は必修である第二外国語のクラスのうちの一つと言う位置付けで週に2コマ100分しかない。まあ学生のやる気も様々ではっきり語学は嫌いだという学生から日本語だけ勉強していたいという学生までと様々だ。そんな中でさらに自由選択科目であるAPJapanese(わからない人は自分で調べてね(^_−)−☆)などのクラスが開くときがあって、その時はA-2からB-1の入り口まで教えるものの、必修のクラスはだいたい高校三年まで勉強してもA-2の半ばぐらいまで、JLPTでN4まで行ければ上出来というぐらいの進度で教えている。

*2 チームティーチングだし、能力試験がいちばんの目標なら教科書があった方がいいし。

*3 もう少し年を重ねれば少しぐらい古いテーマでも興味を持って対応できるかもしれない。

*4 一字一句完全にわかるという意味ではないですよ。

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